ここ1ヶ月くらい私を悩ませているものがあります。それは確定申告!これに悩まされているのって多分私だけじゃないはず。
去年ギャラリーをオープンしたので、これは事業として申告しなければいけない・・・らしい。私の場合はレアケースが多く、そのたびにいちいち調べるとけっこう時間がかかります。おまけにわけのわかんない言葉ばっかりでてくるし、「何じゃこれ?」と頭をかかえることがしばしば。
しか~し!今日、なんとか書類が書き終わりました。ほんとにあってよかったインターネット、あってよかった会計ソフト(私は電卓があまり得意じゃないんです)。この2つがなかったら絶対自分ではできなかったに違いない。これですっきりいい気分です。
いい気分といえば、今ギャラリーで展示している一輪挿しの陶器「ころまる」がとても気に入ってしまい、作家の福嶋さんに頼み込んで譲っていただきました。まだ展示してありますが、「これはもう私のもの」と思うとこれも何かいい気分です。
このいい気分がずっと続くといいんですけど・・・

右の青いのが私の「ころまる」です。
私は大学時代から歌舞伎が好きで、今でも年に2、3回は歌舞伎座や国立劇場に足を運びます。歌舞伎とか文楽とかいう日本の伝統芸術は、好きな人は少数派で、興味なしっていうのが多数派のような気がします。でも、その興味なし派をさそうと、きまって「歌舞伎っておもしろいね」っていうことになります。もちろん演目はわかりやすいものを選んでいるのですが。
話を聞いてみると、どうも「高校の時に学校で行った歌舞伎がつまらなかった」というのが興味なしの原因のよう。そういえば、「高校生のための歌舞伎鑑賞教室」って有名な演目をやるんだけど、初心者には向かないものが多いかも。
私自身も高校の時に見たはずですがあまり記憶がありません。はまったのは、大学の「演劇研究」のレポートを書くために歌舞伎をみてからですから。
歌舞伎は3階席なら手ごろな値段でみれるし、歌舞伎座なら一幕見(1演目だけ見る席)なら数百円。他の演劇よりずっとお手軽に見られます。
もし外国人の知り合いがいたら「歌舞伎にちょっと詳しい」のは大きなメリット。話がはずむし、日本のことを良く知ってると感心されます。
歌舞伎への足がかりのはずの「鑑賞教室」が逆効果になるなんて皮肉なものですねぇ。
洗濯物をとりこんでいたらまだ西日が射している、ほどなく五時を知らせる「夕焼け小焼け」が聞こえてきました。そうかもう春と思った瞬間でした。寒いけれど日は確実にのびている、もう少しで本当の春がやってきます。
他に春を知らせるものといえば梅の花。白梅、紅梅のほかに1本の木に紅白の花が混じっている咲き分けがあります。この咲き分けの中に「思いの儘(まま)」という種類があるそうです。紅白の花だけではなく、白い花弁の先が紅かったり、白に紅が入ったり、1本の木にいろいろな色具合の花が混在する。「思いの儘」とは言い得て妙ではありませんか。
「木の花は濃きも薄きも紅梅」なんて枕草子にありましたが、平安時代に「思いの儘」があったら清少納言はいったい何と言ったかな~などと思ってしまいました。
ちなみに私は「思いの儘」にならない凛とした白梅が好きなんですが・・