前々回の「クマの話」で「世の中で一番こわいのは自然」と書きましたが、それを証明するかのように台風23号と新潟中越地震で日本列島は大きな被害に見舞われています。空から降る大量の雨と強い風、そして大地のうねり、宇宙の中の地球が動いている、その中で人間はなんとちっぽけで無力なものなのかを感じます。
その反面、台風で水につかったバスの上で一夜を過ごし、皆で励ましあって助かった30数人、地震によるがけ崩れの土砂の中、4日後に救出された2歳の男の子を思うとき、人間の強さと命の大切さを感じずにはいられません。
それに比べ、イラクで人質になった日本人男性、この人はいったい何のためにイラクに行ったのでしょうか?報道を信じれば「観光」とのこと。だとするとあまりにも命を粗末にしすぎている。この人は今イラクに入ることがどんなに危険なことかわからなかったのでしょうか?人質は助かってほしい。ただ誤解を恐れずに言えば、そのために公のお金と人の力と時間を使うのはやりきれない気持ちがします。被災地の復興が急がれているというのに・・・


今週のギャルリー・ジュイエの写真展「Flavors」の様子。前回とは全く違う印象なのでUPしてみました。
大人っぽく優しい雰囲気です。11月2日まで。
最近「Skype」というフリーソフトをインストールしました。これがすぐれもの。コンピュータとスピーカーとマイクがあり、インターネットの環境があれば登録しているユーザーと電話のように話せてしまいます。
そしてインターネット常時接続の環境であれば、世界中どこの登録ユーザーとも無料で話せます。ただよ、ただ~!!素晴らしい!
以前からインターネット電話というものがあるのは知っていました。かつては従量課金(かけた時間分お金がかかること)だったので、つなぎっぱなしにしている人はめったにいなかったし、音声もよくなかったと聞いています。でも今はブロードバンド(インターネットの高速化)が実現しています。そして私は光ファイバぁーーーーー!実際使ってみると電話より音質はいいくらいです。家族にも岡山の友達にもインストールしてもらって、ごきげんなインターネット電話環境!!
かたやNTTの電話ときたら、新規に電話をひくといまだに加入料で7~8万円とったりしています。(基本料金が高くなって払わなくてもいい方法もあるようですが・・・)廃止の方向で進んでいますが、質権などもあったりして廃止というのも難しいものらしいです。電話が独占企業だった電々公社のころをひきずってるとしか思えませんね~。かつてNTTが大もうけしたテレフォンカードも携帯の普及でなくなりつつあるし、しっかり企業努力しないと存続できませんぞ。まぁほぼ独占だった市場にあぐらをかいてきたつけだから、しかたないですけどね。


上の内容とは関係ありませんが、左記の写真は、今ギャルリー・ジュイエでやっている「TERUTERUてん」の様子。24日までです。可愛いTERUTERUに癒されますよ。
ここ何日か朝起きて思うこと、「くわぁ~、また雨。」あんなにおっきい台風22号が去っても台風一過の秋晴れにもならず、おまけに23号まで近づいている。ってことは週末あたりまた雨?太陽の顔がみたいです。
北陸や東北や北海道はクマの出現が例年の倍以上だとか。当然クマの被害やそのために殺されたクマの数も増大。もともとクマは人間を恐れる動物なので、めったに人里に下りてくることはないらしいです。これは、猛暑と台風によるえさ不足が原因。えさとなる木の実は実る前に落ちて、落ちた木の実はネズミにとられてしまい、クマは深刻なえさ不足に。
本当に出会ったらすごくこわいとは思いますが、ネズミにしてやられるクマはどこか愛しく、その結果人間に殺されてしまうクマはとても哀しく感じられます。どうしたらいいの?って考えたところで異常気象には誰にも勝てやせぬ。
世の中で一番こわいのは「自然」かもしれませんね。
ついこの間、東京国立近代美術館の「琳派・RINPA展」に行きました。この日は平日、しかも台風の影響で雨、『まっ、そんなには混んでないだろう』と思った私が馬鹿だった。なんと入場するのに並んでおりました。
この展覧会は尾形光琳からはじまり、桃山~江戸~近代~外国の作家で琳派の影響をうけた作品という順路でみていくようになっています。入るとすぐの光琳のあたりは黒山の人だかり、作品の入った硝子にへばりついて見ていく人、人、人・・・『屏風なんだからそんなにくっついたらわからないだろうが』とうんざり。
ところが、江戸後期くらいから人が途切れて見やすくなってきました。昭和期や外国の作品となると足早に見ていく人が多いこと。(飽きたのだろうか?)この中には梅原龍三郎やクリムトやマティスやアンディ・ウォーホルの作品があるのですぞ。クリムトの作品の前では「この人はスカンジナビア半島の人よ」なんて声も聞こえてきます。『けっ、いつからオーストリアはスカンジナビア半島になったんじゃ』と心の中でつぶやく私。(神よ、寛大になれない私をお許しください。)
RINPA展自体はとてもよかったです。それだけに『好きでないなら無理して来ないで』と言いたい私でした。