現在、仏教徒が一番多いのはアメリカだというのを何かで読んだことがあります。その数およそ250万人とか。
日本ではどうかというと、確かに仏教徒の数は多いと思いますが、死んでからお世話になるものという感覚が強いのではないでしょうか?代々仏教だからというのにすぎないのがほとんどだと思います。
アメリカは伝統的にはやはりキリスト教の国でしょう。その中にあって仏教徒になるのは、自らがその道を知り、信仰しているということになり、日本とは少し違うような気がします。
そういう仏教の魅力って何なのでしょう?
今週の、当ギャラリーの展示の「HONZON」はスコットランド人のGaryさんが、各地の寺院をまわり、仏像とそれにまつわるものを描いた展示です。そういうたくさんの絵の前にたつと、不思議と凛とした気持ちになります。日頃は仏教を信仰するなどは考えていませんが、この気持ちが仏教の魅力であり、脈々と続く日本人の血なのかもしれません。
展示の説明にもありますが、「Honzon」(本尊)は英語にすると「信仰の主たる対象」ともいうそうです。仏教の言葉がすでに英語になっているのに、少し驚きを感じます。外国の方の絵にふれて、仏教のことをもう少し知ってみたい、そんな気持ちになりました。


今週は上記の展示「HONZON」です。アクリル絵の具と墨汁で描かれた作品は独特の世界観があります。是非お越しください。7月3日迄。
3月から6月にかけて、税金・年金・健康保険の請求がどっとやってきます。分割して払えばいいのですが、何回も分けて払うのが面倒なのと、あとで楽したいと思うのとで、多少無理をしてでも全額一括払ってしまいます。
今日健康保険の支払いを済ませて、やれやれ税金ラッシュが終わりました。今年は何てったって住民税が高い!3兆円税源移譲だかなんだか知りませんが、個人事業主の私は3月に18年度分の旧率の所得税を払っています。だから今年は大ゾー税。あぁ何とかしてください。
所得税から住民税への3兆円の税源移譲はうそではないと思います。でもね、今まで13%・10%・5%と3段階になっていたのが、一律10%となったわけだから、住民税が減った人もいるわけですね。そのしわよせは、低所得者にくるわけで。だけどトータルすると3兆円で同じ額ってわけでしょ。不公平きわまりないではありませんか。
定率減税は廃止されているし、細かいところをみれば、所得税の住宅取得控除がひききれなくなったり、去年会社を辞めた人は、安くなった所得税の恩恵がないまま、高い住民税を払ったりしているわけです。なんかなぁって感じです。
ひききれない住宅取得控除は住民税からひけるように、今年の所得税が0の人は旧率で計算してくれるなどの措置が審議中らしいけど、これとて、自分で申請しなければ、きっと駄目に違いないのです。該当する方調べてみてください。取り返せる税金はそのままにしておく手はないですよ。
沖ノ鳥島って知っていますか?
小笠原沖の10平方メートルほどの小さな無人島です。この島は日本の経済水域にとって大変重要です。何年か前にも、大規模補修工事というのか、島が波で侵食されないように、まわりをがっちり囲んで島を守る工事が施されていました。この島があるとないとでは大違い。ないと日本の漁業水域が大幅に狭まってしまうのです。
その島から去年採取したサンゴの卵が、沖縄の施設で稚サンゴに育ち、沖の鳥島に戻されたそうです。これでサンゴが育ち、サンゴ礁ができれば、地球温暖化で海面が上昇しても、沖の鳥島は沈むことなく、日本にとってめでたしめでたしという訳です。
このこと自体はいいことだと思うのですが、少し気になることがあります。
沖縄といえばサンゴ礁、そのサンゴ礁は白化され、多少回復はしているものの、回復速度は遅く、危機的状況は脱していないと聞いています。はたしてこちらも沖ノ鳥島のサンゴと同じように気を配られているのでしょうか?
とかく目先の利益に目がいきがちですが、沖縄の美しい海は世界に誇れる日本の財産です。こちらも同じように守っていってほしいものです。


今週の展示は「Link」。映像・絵画・立体と多彩なジャンルです。豚のオブジェがいっぱいのギャラリー空間もお楽しみください。6月19日迄。
ギャラリーの企画展「コウエンジアニマルストリート」は盛況のうちに終了いたしました。230人もの方々にご来廊いただきました。ありがとうございました。
そして、昨日からは「〒259-1205」展がはじまっています。この展示は日本画・油絵・イラストと4人4様の作品なのですが、ギャラリー空間にしっくりあっています。そして大作が多いので、前回の小品中心の「コウエンジアニマルストリート」とは全く違う世界がひろがっています。
たった1日おいただけで、同じギャラリーなのにこんなにも違う世界になってしまうのは不思議な気がします。おそらく作品のパワーが強ければ強いときほどそれが顕著に感じられるのではないかと思います。
楽しくなったり、暖かい気持ちになったり、気持ちが落ち着いたり、ときには悲しくなったり、アートは目にはみえない何かを与えてくれます。
はかりしれないアートのパワーを身近に感じることができるのは、何とも幸せなことなのかもしれません。


というわけで今週の展示は「〒259-1205」。4人は幼稚園がいっしょの幼馴染。展示タイトルは住んでいるところの郵便番号だそうです。くしくも4人とも美大生。ジャンルが違うのに空間にしっくりあっているのはそのせいかも。6月12日迄。
今日からギャラリーの企画展「コウエンジアニマルストリート」が始まりました。
この展示は半年前から、作家のタカハシカオリさんといっしょに、ああしよう、こうしたいと相談を重ねて、「高円寺」の中にある架空の「コウエンジ」をテーマにしたフィギュア+写真展です。
高円寺の街中で撮影された動物面人フィギュアたちは、「うわ、絶対こういう人いるよな」「こういう人高円寺にたくさんいそう」と感心してしまいます。写真につけたストーリーも、いかにもありそうで1冊の本を読んでいるような気になります。
いくら相談を重ねても、搬入・設営をし、見に来てくださるお客様の反応をみないことには、どんな展示になるかわからないものなのですが、初日が終わった今は自信を持って言えます。超おすすめです。
「百聞は一見にしかず」、お時間のある方是非お越し下さい。


上述の展示写真です。フィギュアと写真と作家の視点をお楽しみください。6月5日迄。