今日から「Stig.Lと北欧ヴィンテージ展」が始まりました。この展示はウェブショップ「Wessen」の東京での5日間だけのリアルショップです。北海道在住の「Wessen」のTさんがインターネットでジュイエのサイトをみたのがきっかけで、今回のギャルリー・ジュイエでのリアルショップが実現しました。
Stig.Lというのは、スウェーデンの著名なデザイナー「スティグ・リンドベリ」のことで、今回はリンドベリの陶器やデザイン画のコレクションを中心に、北欧のデザイナーのガラス・陶器・家具・おもちゃ(ムーミンのものもあります)など、見るだけでもうきうきするような展示です。
よく個人でこれだけのものを集めたなと思ったら、Tさんは、ショップオーナーというよりはコレクター、北欧好き、北欧マニアといった感じの方で、展示品の取り扱いをみても、そのひとつひとつに愛情が感じられます。「手放すのがいやなのでは?」と尋ねてみたら、「(商品を)本当好きなかたにお譲りすれば大事にしてもらえて、そのお金で新しい(北欧の)よいものが買える」とのことでした。うーん天晴れ。
好きなものを集めて、ウェブショップで正当な値段で販売する、実店舗ではないので、場所には影響されないし、東京ではむずかしい商品の保管も北海道なら容易。実際、海外からの問い合わせもあるそうです。
なによりも本当に好きな人に売りたいという気持ちにウェブショップの原点をみるような気がしました。かくありたいものです。
「一度東京でリアルショップを開きたかった」というTさんの夢のお手伝いができたことを本当に嬉しく思います。



今週は上記の「Stig.Lと北欧ヴィンテージ展」です。是非ご覧下さい。4月29日迄。
4、5日前の新聞に「朝日広告賞」が発表されていました。なんということもなく眺めていたのですが、「あれっ」と目がとまりました。一般公募の部のグランプリ作品(大関)に見覚えがあります。
1年前の春、多摩美術大学のグラフッィク科の卒展でひときわ目を惹いた「映像+写真」の作品と同じものだったのです。あのときおもしろくて見入ってしまった作品なので間違えるわけがありません。「入社1年目の川腰和徳さんがCGを担当」となっていましたので、間違いなくあのときの作品です。
大関の広告としての受賞ですから、もちろん作品に手を加えてありますが、卒展でいいと思った作品が、さらに広告としてメッセージを与えて賞をとったというのは嬉しいです。もちろん作者とは話したこともないし、顔さえ見たことがありません。いやそれだからこそ、何の感情も入ることなくいいと思った作品が受賞したのは、自分がきちんと作品を見る目をもっていたなとちょっといい気分です。
いいものは誰がみてもいいのかもしれませんが、人の意見や思い込みに左右されがちです。いつも曇りのない目をもてたらいいなと思います。



今週の展示は武蔵野美術大学空間演出デザイン学科の学生さんの「フラット展」。おしゃれな立体や平面が、ギャルリー・ジュイエの空間を演出しています。4月15日迄です。
駅のホームから改札に上がるエスカレータに乗ろうとしたら、「このエスカレーターは少し高速です」というアナウンスが耳に入りました。乗ってみると確かに少し速い、私には快適のような気がしましたが、降りる瞬間に、足の悪かった母がエスカレーターを乗りにくそうにしていたのを思い出しました。
私たちはいい、でもお年寄りや足の悪い人にはどうなのでしょうか?子供を抱いたお母さんも、ゆっくりのエスカレータのほうが安心でしょう。
急ぐのなら、階段を早足で上ればいい。エスカレータはたいていは右側が空いているのだから、そこを歩けばいい。スピードを速くする必要なんか果たしてあるのでしょうか?
多くの人に少しだけよいことでも、少数の人にとって不利益になることであるならば、駅という公共の場であるかぎり、それは避けるべきでしょう。
駅内のすべてのエスカレーターが高速になっていたわけではないので、多分試験的にやっているのでしょう。朝夕のラッシュ時の混雑の緩和なのかもしれないですが、やってほしくないなと思いました。
かくいう私も、一瞬でも「快適」と思ったのですから、えらそうなことはいえませんが、効率だけを考えずに、いろいろな目でみて判断してほしいものです。



今週の展示は「絹版展《kinuhan-ten》」。シルクスクリーンの作品の展示です。シルクスクリーンのやり方も映像で紹介しています。是非ご覧下さい。4月8日まで。