以前と比べて、着物を着ている若い人を見かけることが多くなったように思います。それも振袖や付け下げのような正装ではなく、小紋とか、ちょっとお出かけというような地味目の着物を着ているのを見かけます。若い人の着物姿は、その着こなしのぎこちなさがかえって初々しくて、よいものです。
しか~し、これが劇場となると話は別です。着物姿の若い人が前に座ると悲劇(?)が始まります。
劇場の席というのは、背もたれに背をつけてみることによって、どの席でもよくみえるように設計されています。ということはのりだしてしまうと、後ろの人は非常に見辛くなってしまうのです。
若い人が着物をきると帯を大きめに結ぶことが多い上に、帯がつぶれないようにと背もたれによりかからない。つまり、前にのりだすのと同じ形になってしまうのです。
そうなれば、後ろでは、頭が邪魔になりみえないので、首をかたむけます。するとその後ろの人にも迷惑がかかることになってしまうのです。
演劇を観に行く時は、ちょっとおしゃれをしたい気持ちはわかりますが、一番後ろの席以外は着物を着るのはやめていただきたい。どうしても着たければ、帯をつぶれるのを気にせずに、思い切り背もたれによりかかっていただきたい。
演劇の料金、決して安くはないのですよ~。お願いしますよ。本当に。
昨年の6月に開催されたジュイエ企画展「コウエンジアニマルストリート」が本になりました。タイトルは「ボクノトモダチ~KOENJI ANIMAL STREET~」。
この展示の主役の「タカハシ」はブルドックの顔をした人間のフィギュア、そして「タカハシ」がコウエンジにいる、これまた動物面の友達と出会い、写真を写していくという設定。動物の種類は60以上、そのひとつひとつに物語があり、展示も楽しかったけれど、本もそれをまた思い出して、思わずニヤリとしてしまう楽しさです。
ジュイエの展示が本になるなんて、ギャラリスト冥利につきます。もっとも本をつくるのは、作家のタカハシカオリさんと出版社のカゼット出版さんのよるところであり、私は何もしていないのですが、それでも感慨深いものがあります。
この出版記念の展示会、「コウエンジアニマルストリート」の続編「僕のあゆみ」が、同じ高円寺の「ギャラリーR」さんで6月23日まで開催中です。こちらもとても楽しい展示です。もちろん本も販売されています。私なぞ3回も行ってしまいましたよ。
週末に高円寺方面に行くよという方、立ち寄られることをお勧めいたします。