「琴線に触れる」という言葉があります。以前はこの言葉の意味を、「人の気にしている部分に触れてしまい、怒りを買うこと」と思っていました。ひょんなことからそれは間違っていて、本当の意味は「心にふれて感動や共鳴を与えること」だと知って、「そうか琴の音にふれるのだから、感動することなんだ」とその言葉の美しさに感心したことがありました。
何故こんなことを思い出したかというと、今日の新聞に載っていました。文化庁が発表した「国語に関する世論調査」の中の慣用句。「感動すること」と思っている人と「怒りを買うこと」と思っている人はほぼ半々。もちろん本来の意味は「感動すること」なんですが、私と同じ間違いをしている人、けっこういるんですね。
とはいうものの、「怒りを買うこと」に使うのも悪くないような気がしています。しかし、「琴線」という美しい漢字を使うのはちょっと抵抗があります。いっそ「禁線」としたら、いや「緊線」でもいいかも・・・
言葉は世につれ、世は言葉につれ、だんだん変わっていくものなのかもしれません。でもギャラリーでは本来の意味の「琴線」に触れて欲しいものだと思います。



今週は銅版画の展示で「ヒトトケモノ」。武蔵野美術大学の4年生の二人展です。二人の模索している様子が作品から伺えます。じっくり見ていただきたい展示です。7月29日迄。
ジュイエのホームページにはアクセスカウンターが設置してありません。ですが、レンタルサーバーの管理者ページからアクセス数を見ることができ、それが密かな楽しみだったりします。
7月の始めにめでたく、トップページへのアクセスが10万を突破いたしました。サイト開設5年をまたずに10万アクセスは、ホームページに力を入れてきた私にとっては、本当にうれしいことです。これもジュイエホームページをみてくださった皆様のおかげです。ありがとうございます。
10万アクセスが近くなった1ヶ月近く前から、毎日のように、「あ~もうすぐ」「あと少し」と楽しみに管理者ページをのぞいていた訳ですが、超えたとたんに、とんと興味がなくなりました。10万の次は20万なんて思ってしまったら、その目標の遠さに、どうでもよくなってしまったのですから、人間とは困ったものでございます。(って私だけ?)20万アクセスを報告できるのはいつになるのか??



さて今週は「4,5人のxxx展」、3日間だけの展示です。ガラス・シルバー好きにはたまらない展示です。ギャラリーの壁を埋め尽くすミラーボールの絵も圧巻です。「xxx」に潜む意味はギャラリーにてお考えください。21日(祝)まで。
先週、北海道に行ってきました。もう何回も行っているので、今年は秘境ツアーなるものに申込み、日本最東端の納沙布岬や、船でしか行けない知床半島東端の知床岬など、普通のツアーでは行かないようなところばかり行きました。
その中で一番印象に残ったのが野付半島のトドワラ、トドワラとは立ち枯れたトドマツ林のことで、枯れたトドマツがその残骸を残し、荒涼たる風景がひろがり、まるでどこかの星の終末をみるような感じでした。ネイチャーガイドさんの話では100年たつと何もなくなり、すべてが湿原化してしまうそうです。
そのトドワラをあとにして、バスの止まっているネイチャーセンターまでの1.5kmほどの道の両脇に、高山植物が咲き乱れているという、なんとも不思議な場所でした。気温も17,8度程度で、ややくもってはいるものの霧がでることもなく快適な道のりでしたが、数日前までは10度以下だったらしく、ここは日本?と思えるような、貴重な体験をした気がしました。
連日の雨の予報をくつがえしての、傘不要の3泊4日で、めったに行けないところにいろいろ行けて、快適な旅でした。北海道は何回きてもまた行きたいと思うところです。ガイドさんいわく、「春夏秋冬・道南、道央、道東、道北と全部で16回訪れないと、北海道に来たことにはならない」そうで、まだ全然足りないじゃん。来年は最北端をめざしたいものです。



見難いかもしれませんが、左:トドワラの様子、右:野付半島お花畑 下:エゾカンゾウという花です。