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Category: General
Posted by: juillet

「琴線に触れる」という言葉があります。以前はこの言葉の意味を、「人の気にしている部分に触れてしまい、怒りを買うこと」と思っていました。ひょんなことからそれは間違っていて、本当の意味は「心にふれて感動や共鳴を与えること」だと知って、「そうか琴の音にふれるのだから、感動することなんだ」とその言葉の美しさに感心したことがありました。

何故こんなことを思い出したかというと、今日の新聞に載っていました。文化庁が発表した「国語に関する世論調査」の中の慣用句。「感動すること」と思っている人と「怒りを買うこと」と思っている人はほぼ半々。もちろん本来の意味は「感動すること」なんですが、私と同じ間違いをしている人、けっこういるんですね。

とはいうものの、「怒りを買うこと」に使うのも悪くないような気がしています。しかし、「琴線」という美しい漢字を使うのはちょっと抵抗があります。いっそ「禁線」としたら、いや「緊線」でもいいかも・・・

言葉は世につれ、世は言葉につれ、だんだん変わっていくものなのかもしれません。でもギャラリーでは本来の意味の「琴線」に触れて欲しいものだと思います。


ヒトトケモノヒトトケモノヒトトケモノ
今週は銅版画の展示で「ヒトトケモノ」。武蔵野美術大学の4年生の二人展です。二人の模索している様子が作品から伺えます。じっくり見ていただきたい展示です。7月29日迄。

Category: General
Posted by: juillet

先週、北海道に行ってきました。もう何回も行っているので、今年は秘境ツアーなるものに申込み、日本最東端の納沙布岬や、船でしか行けない知床半島東端の知床岬など、普通のツアーでは行かないようなところばかり行きました。

その中で一番印象に残ったのが野付半島のトドワラ、トドワラとは立ち枯れたトドマツ林のことで、枯れたトドマツがその残骸を残し、荒涼たる風景がひろがり、まるでどこかの星の終末をみるような感じでした。ネイチャーガイドさんの話では100年たつと何もなくなり、すべてが湿原化してしまうそうです。
そのトドワラをあとにして、バスの止まっているネイチャーセンターまでの1.5kmほどの道の両脇に、高山植物が咲き乱れているという、なんとも不思議な場所でした。気温も17,8度程度で、ややくもってはいるものの霧がでることもなく快適な道のりでしたが、数日前までは10度以下だったらしく、ここは日本?と思えるような、貴重な体験をした気がしました。

連日の雨の予報をくつがえしての、傘不要の3泊4日で、めったに行けないところにいろいろ行けて、快適な旅でした。北海道は何回きてもまた行きたいと思うところです。ガイドさんいわく、「春夏秋冬・道南、道央、道東、道北と全部で16回訪れないと、北海道に来たことにはならない」そうで、まだ全然足りないじゃん。来年は最北端をめざしたいものです。


トドワラお花畑エゾカンゾウ
見難いかもしれませんが、左:トドワラの様子、右:野付半島お花畑 下:エゾカンゾウという花です。

©2003 Galerie Juillet.