あるはずだった用事がなしになり、そのために休みにした日にちょうど「南東北桜の旅」というツアーがあったので、これ幸いと申しこんでみました。
こういうときは何もかもがうまくいきます。福島県・山形県と気候が違うのに、どこに行っても、桜・桜・さくら・・・。三春・会津は満開、福島は散り始め、山形は咲き始めと、いろいろな時期の桜がいっぺんに見ることができました。
まだ雪を残した山々を背景にピンク色の桜をみるのは、東京でみるのとは全く違った趣があります。
特に圧巻だったのは、「三春の滝桜」と呼ばれる、日本三大桜のひとつのしだれ桜。樹齢1000年の古木で、滝が流れるように咲くことからその名があります。下から見上げる桜は、まさに滝のようで、目を見張るほどの美しさでした。お天気もよく、青い空に映える「三春の滝桜」は、絶景という言葉以外表現のしようがありません。
それ以外にも、ピンク色の濃い「エドヒガンザクラ」など、東京ではあまりみることのない桜もあり、あぁ日本に生まれてよかったと思える楽しい旅でした。
でもね、こんなにどこでも桜をみてしまうと、旅の後半、とくにソメイヨシノだと、満開でもあまり感激しなくなってしまうんです。人間とは贅沢なものですね。
福島県の三春の滝桜です。桜傑作写真?はこちらで
80代の女性が大阪府に一億円寄付をしたというニュースが載っていました。「福祉のために使ってほしい」とのことですが、個人で1億円の寄付というのは桁はずれです。個人の私腹をこやすことしか考えていない人が多い昨今、天晴れではないですか。それなりの資産家だと思いますが、これこそ「ノブレス・オブリジ」(高い地位にいる人はそれなりの義務がある)の精神、素晴らしい!
ところが、よく読むとこのご婦人「橋下府知事のファン」だとあります。そして「いっしょに写真を撮れてうれしい」とも・・・。
憶測ですが、かなりのご高齢なので、もうそんなに使うところがないのかも。だったらあこがれの人に役立ててもらえたい。それに絶対橋下知事に会えるしーなんて思ったのかも知れません。ミーハーもここまで極めるとすごい。それに80歳すぎてもミーハーなのが素敵です。(いや、だから憶測ですよ)
あぁどうせなら、こういうミーハーになりたいです。その前に、どうあがいても一億円なんてありませんけど・・・



今週の展示は「Tomo's Flower Field ~第二回 中野智美個展~」。丁寧に作りこまれた立体と半立体の作品を是非ご覧下さい。その他雑誌やパンフレットのお仕事で使われた作品もあります。4月14日まで。
寒い日が続いていたので、春の気分がいまひとつですが、4月突入です。
今年の4分の1は既に過ぎてしまいました。「1月去ぬ、2月逃げる、3月去る」とはよく言ったものです。
4月1日からトップ画を変えました。去年の5月にジュイエで展示してくれた、東京造形大学の須藤さんの作品です。この写真ずっと暖めていました。どうしても4月に使いたかった!何故かというと、2009年のイースターは4月12日だからです。
イースターとはキリストの復活祭のことです。春分の後の満月の次の日曜日と決められているので、毎年同じ日というわけではありません。日本ではあまりなじみがありませんが、欧米ではポピュラーなもの。イースターをはさんで何日か休みになる国もあります。
そしてこのイースターにつきものなのが、イースターエッグ。命の根源がたまごということで、カラフルなイースターエッグが飾り付けられます。
須藤さんの作品は、カラフルなたまごではないけれど、命の根源をあらわすという意味ではふさわしい気がします。
とかく命を粗末にしがちな昨今、復活祭に、命の大切さをあらためて考えられるといいなと思います。



今週の展示は「やぎぬま翠 x 鍋谷ナナオ二人展 『paragraph』」です。こちらも、命の根源を感じるような展示です。是非ご覧下さい。4月7日迄。