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09/25: 倉敷

Category: General
Posted by: juillet

先日、岡山に行ったついでに、倉敷にちょっとよってきました。
倉敷美観地区は情緒があり、大好きな街のひとつです。

美観地区の中にある大原美術館は、3回目ですが、なんと20年ぶり。
あまりに有名なエル・グレコの「受胎告知」、セザンヌ、ゴーギャン、ムンク、アンリ・ルソー、ピカソ、ダリ、アンディ・ウォーホル、民芸館にいけば、濱田庄司、バーナード・リーチ、棟方志功などなど、時代・国を問わず、涎がでるくらいのコレクション。ここの美術館はやっぱりすごいなぁと、あらためて思ってしまいました。
本館では、地元の子供(幼稚園児かな?)が先生につれられて、見学にきていました。幼児の美術教育の一環らしく、名画の前で、同じ絵のジクソーパズルを、グループごとにつくっていたのが印象的でした。こんな小さいときから、ゲームをおりまぜながら、わかりやすく説明してもらえる子供たちは幸せです。こういう教育は素敵ですね。

美術館を出たら、ちょうどお昼時、友人に教えてもらった「吉井旅館」に行ってみました。
メインの通りから一本入った、静かな小道にその旅館がありました。木造の古い建物の前に立つと、まるで江戸時代に迷い込んだよう。あとで知ったのですが、築270年、坂本龍馬も立ち寄ったことがあるらしいです。ひぇ~。
旅館の「うなぎ乱亭」でお昼ご飯、ここがまた古いたたずまいでありながら、とてもおしゃれです。うなぎやさんなのにピアノがあったりします。児島湾のうなぎのうな重をいただきました。うまい!

大満足の倉敷でしたが、9月だっていうのにとにかく暑かったです。東京は昨日あたりからやっと涼しくなってきたけれど、倉敷ももう涼しくなったのかしらん。今度は気候のいいときに吉井旅館に泊まって、優雅にすごしてみたいものです。


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今週の展示は「figure」。東京芸術大学2年生の2人展です。大胆と繊細、ギャラリースペースを生かした対象的な二人の展示を、是非ご覧下さい。9月28日迄。

09/18: 縮緬絵

Category: General
Posted by: juillet

思うところあって、ここ2ヶ月ほど、週1回浮世絵の講座を受けていました。
その講座の一部に「縮緬絵(ちりめんえ)」の説明がありました。

「縮緬絵」とは、B5サイズほどの浮世絵を縮めてしまうこと。ストローの袋が水に濡れると、細かい皺ができ縮んでしまいますが、そんな感じで縦・横・斜めを正確に縮めていき、最も小さいものではA4サイズほどまで縮んでいるものがあるそうです。実物の縮緬絵をみせてもらいましたが、その正確さたるや驚きに値します。手作業なのに、まるでコピー機で何パーセント縮小指定したようでした。質感も布のようで、和紙というのが信じられないくらいです。

何のために縮緬絵をつくったのかは不明ですが、現在の価値では、縮緬絵になってしまうと、評価がずっと落ちてしまい、その価値3分の1ほどだそうです。たいへんな手をかけているのに不思議な気がしましたが、ヨーロッパでは、「(コピー機などあるはずがない時代に、)正確に絵を縮小する技術が日本にはあった」と驚嘆され、ゴッホは通常の浮世絵と同様、縮緬絵にも多大な影響を受けたそうです。

講師の先生のよれば、「ヨーロッパの評価が高いので、そのうち日本でも、縮緬絵の評価は上がり、通常の浮世絵と価値が逆転するかもしれない」とのことでした。このへんがいかにも日本的で、なんだかな?って感じです。いいものはいい、すごいものはすごいと言い切るのは日本ではむずかしいようで・・・


芝浦工業大学写真部写真展芝浦工業大学写真部写真展芝浦工業大学写真部写真展
今週の展示は「芝浦工業大学写真部写真展」。モノクロの写真展です。1年生・2年生の作品が多く、てらいのない、素直な作品は爽やかさを感じます。9月20日迄。是非ご覧下さい。

Category: ギャラリー
Posted by: juillet

今週のギャラリーは、「幸せポスター展」というB1サイズ15枚のポスターの5人のグループ展です。
テーマを決めたポスターだけの展示というのは、今までありそうでなかったので、新鮮な気分になれます。それに、「幸せポスター展」という展示タイトルがわかりやすく、言葉の響きがよくて、とても気に入っています。

文字通り「幸せ」をテーマにしたポスターなのですが、動物の立場からみた幸せだったり、野球をしているときの幸せだったり、日常のふとしたことの幸せだったり、5人それぞれの幸せ感がでていて、つい微笑んでしまったり、ほっとしたりしてしまいます。

もっとも、ご本人たちは、「最も幸せとは無縁の5人が、それぞれの幸せという概念をB1サイズのポスターという形で表現した」と言っていて、私にはとてもそうは見えないのだけれど、そうやって自分を揶揄できるのも、若さの特権かもしれないなぁと思います。

少なくとも、私はこの展示をみて、ほっこりとした温かい気持ちになっています。幸せってこんなものかもしれません。


   なんだ、あれが僕たちの探している青い鳥なんだ。
   僕達はずいぶん遠くまで探しに行ったけど、本当はいつもここにいたんだ。
   (byメーテルリンク)


幸せポスター展幸せポスター展幸せポスター展
というわけで、今週は上記の展示です。ちょっと幸せな気分を味わいに、是非お越しください。9月7日迄です。

©2003 Galerie Juillet.