表参道のこどもの城の中に、青山円形劇場という小さな劇場があります。文字通り円形の劇場なので、どこからみてもみやすい、席のあたりはずれがありません。小さい劇場なので臨場感があり、舞台が円形なので、あまり舞台に趣向をこらさず、演劇らしい演劇が見られるので、気に入っています。
先日は「今の私をかばんにつめて」というミュージカル。この距離でミュージカルはとても臨場感があって、よかったです。
1ヶ月ほど前に見たのは「叔母との旅」、これがまた演劇らしい演劇で、あとからもじわっとよかったなぁと思う演劇です。
「叔母との旅」は段田安則・浅野和之・高橋克実・鈴木浩介という渋めだが芸達者な4人の男優の共演、出演は男優ばかりですが、配役には女性もたくさんでてきます。簡素なセットに衣装、女性の役をやるからといって、女装するわけではないのに、それでもちゃんと女性にみえます。四方八方から登場する4人、配役も役者の立ち位置もころころかわって、まさに円形の劇場ならではの演出。演劇をみなれていない人はちょっととまどうかもしれないけれど、これぞ演劇っていう舞台でした。
また行きたい劇場です。ただ椅子がもう少しよければなぁ。もうできてからずいぶんたつので、しかたがないかなぁ。



今週の展示は「野の花 山の花」、約40点の水彩画の展示です。ほっとするような優しい空間へ是非お越しください。10月12日まで。