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Category: ギャラリー
Posted by: juillet
現在、ジュイエでは「山本二三展 ~新作原画を中心に~」開催中です。

この個展は、2年前に山本二三先生に無理にお願いして、実現したものです。
展示の内容は先生におまかせしてありましたが、こんなに充実した内容になるとは思っていませんでした。「世界中と不思議のダンジョン」(ゲーム 公式サイトブログでも紹介していただいています)と「海の京都」、DMにもある「マリア像と長崎の夜」は、初公開、5月11日に発売された絵本「希望の木」の原画、「もののけ姫」「天空の城ラピュタ」「時をかける少女」の複製画など、原画33点、複製画14点の全部で47点という、高円寺の小さなギャラリーで開催するには信じられないような内容です。展示内容を聞いて、DMとチラシのゲラをみたときの私の興奮のしかたといったら、尋常ではなかったです。

山本二三先生はアニメ界では知らない人はいないというくらいの方で、現在、ジブリ関連で「山本二三展」が全国巡回中です。(今は新潟)
だからといってえらそうなところは微塵もなく、その作品ばかりか、人柄もとても魅力的な方です。今回の展示においても、誰でも気さくに話され、ファンの方がきらきらした目で話されるのを見るにつけても、幸せな気持ちになり、あーこの展示ができてよかったなぁとつくづく思います。

そして、会期中に私の誕生日をむかえ、4年前に患った病気が再発しないようにと、「マリア像と長崎の夜」の複製画をプレゼントしてくださいました。もう大感激で、感謝の言葉が見つかりません。

「山本二三展」は31日まで開催します。しかも、二三先生の許可をいただいて、照明を明るくして、みやすくしています。東京での個展はあまりないので、お時間あればどうぞ、この素敵な展示にいらしてください。明日(28日)は二三先生も在廊予定です。


山本二三展山本二三展
上記「山本二三展」です。著作権の関係で引きの写真しか載せられませんが、雰囲気だけでも伝わればと思います。

Category: 季節
Posted by: juillet
ギャラリーに行く道すがら、巨大な鉢に植えられている桜があります。この桜、いつも桜の開花日より、1週間以上早く咲きます。ちらっとみた感じでは、ソメイヨシノとそんなにかわりません。日当たりがいいからかなと、ずっと思っていましたが、先日、その木にさくらんぼがたわわに実っているのを見つけました。しばし、立ち止まり、まるでそこは切り取ったひとつの絵のように思えました。そうかぁ、一足はやく咲く桜だと思っていた花は、さくらんばだったんですね。そういえば、木も低い。でもそれは、鉢植えだからだと思っていました。

さくらんぼ

何故今まで気づかなかったのかというと、最近は、ギャラリーまで、極力歩くようにしているから。今までは自転車で通っていたのです。自転車だと、あっという間に通りすぎるので、花はみえても、隠れるように実るさくらんぼには気づきませんでした。

方法を変えると、見えなかったものが見えてくる。これを実感しました。歩くのは、健康のためだったけど、他にもいいことがありました。ちょっと素敵な5月の午後、得した気分です。.


高野華生瑠個展高野華生瑠個展
今週の展示は「プロレス -高野華生瑠個展」です。 すーと惹きこまれ、ギャラリー内に凛とした空気が流れているような素敵な展示です。墨汁で細かく描かれた絵は、近くでみたり、離れてみたりして鑑賞して下さい。19日まで。


Category: General
Posted by: juillet
ゴールデンウィークも今日で終わり、時はとっくに5月です。ブログ更新も1ヶ月ぶりとなってしまいました。なんてはやい・・・

さて、5月に入る少し前にジュイエトップ画も変えました。今月21日から、縁あって「山本二三展」をやらせていただくことになったので、部分ですが、山本二三先生の「菩提樹の春夏秋冬」を使わせていただいています。この絵の複製画も展示する予定です。

トップ画を使うにあたって、自分で写した風景などの写真以外は、すべて著作者の許可をいただき、キャプションをつけ、必要ならばリンクをはるという作業をしています。今回はいろいろな方面で活躍されている山本先生なので、権利関係が複雑ということがあり、特に気を使っています。
著作権はおおむね作家の死後50年までは消滅せずに遺族に残されます。じゃあすべて50年かというと、海外では違っていたり、例えば、サンテグジュペリの「星の王子様」は著作権が切れているけれど、内藤 濯さんの名翻訳は、まだ切れていないなど、かなり複雑です。私的利用は認められていたり、たとえ著作権が侵害されても親告罪にあたるので、被害をうけた人が訴えない限り、何の罪にもなりません。そのせいか日本では著作権は軽視されているように思います。

展示の様子を、写真にとったりWebに載せたりするのは、展示の宣伝やギャラリーの記録として残すという目的だけのものですが、できるかぎり作家や、グループ展のときはそのリーダーに許可をとっています。そんなとき、学生さんなどに「わざわざきかなくてもいいのに」という顔をされることがあります。そんなときは「みんなには著作権があるんですよ」と答えることにしています。

その他にも肖像権や個人情報管理など、こんな小さなギャラリーでも、気をつけなければならないことは沢山あります。私も権利関係を熟知しているわけではないけれど、「みんな知らなすぎない?」と思うことがよくあります。
前述の星の王子さまにもあります。« Le plus important est invisible » (大切なことは目に見えない - 内藤濯訳)なのですから。
©2003-2013 Galerie Juillet.