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Category: ギャラリー
Posted by: juillet
先週の金曜日から、ギャルリー・ジュイエコレクション浮世絵版画展「豊原國周展 -役者絵の世界-」がはじまっています。
國周(くにちか)は、役者絵が多く、歌舞伎好きの私が大好きな絵師です。状態がよく数があり、シリーズ物も揃いがあるので、厳選できてよい構成の展示になったと思っています。ただ、歌舞伎好き、浮世絵好きの私にはいいけれど、そうでない人にはどうなのだろうという不安もありました。
ところが、ご来廊いただいた方々は、その美しさと浮世絵独特の技法に感心されていて、ほっといたしました。

話はそれますが、先ごろ、中村橋之助さんが来年八代目芝翫襲名するというおめでたいニュースがありました。これをきいたときは、ちょっとした違和感がありました。先代芝翫は、踊りの名手で名女形、「道成寺」や「藤娘」が記憶に残っています。橋之助さんは、立役(男役)、なんとなく次の芝翫は女形が襲名するものと思っていました。

そこで、いまやっている展示を思い出しました。浮世絵にいる四代目芝翫は、ばりばりの立役、西郷隆盛の役などもあり、女形なんてありません。そっかー、特に女形の家柄というわけじゃないんだと納得、答えはすぐそばにありました。浮世絵の資料的価値ってこんなところにもあるんだなぁと感心してしまいました。

浮世絵の楽しみかたはさまざまです。本展示にも「雲母摺り(きらずり)」「布目摺り」「正面摺り」「毛割り(けわり)」など浮世絵独特の技法がみられます。数は少ないですが、間近で見ることができますので、お声をかけてくだされば、できる範囲で説明させていただきます。(声をかけられなくても、説明しちゃってますが)
10月4日(日)まで、あと4日間の展示です。お時間ありましたら、気軽に浮世絵の世界に触れにいらしてください。もちろん入場無料です。


豊原國周展豊原國周展


Category: General
Posted by: juillet
私は肩こりがひどいので、ずーと「タイガーバーム」を愛用していました。あの強烈にスーッとするのがいいってわけで、常備薬(第3類医薬品だから薬でいいですよね)として、家に置いてありました。
残り少なくなったので、買おうとしたら、どのドラッグストアに行っても見当たりません。どこでも売っていたのに何故?と疑問に思い、お店の人に聞いてみたところ、「代理店が販売をやめてしまった」とのこと。なるほどネットで調べても、きれいに「売り切れ」の文字がならんでいます。「えー、もう手にはいらないんだ」とがっかりしていました。

ところが、昨日、小さい調剤薬局がふと目にはいり、「意外とこういうところに残っているかも」と思い、だめもとで聞いてみたところ、たったひとつだけ残っていました。1150円と少し高かったけれど、これを逃したらもう手に入りません。ええ、迷わず買いましたよ。
上機嫌で家に帰って、よくみたら、いつも買うのよりも小さいサイズ、だったらすごく高い!多分倍近い値段です。なるほどー、だから売れ残っていたんですね。

で、ふと考えました。初めから小さいサイズと知っていたら買わなかったか?と。それでもこの値段なら、迷わず買っていたと思います。需要と供給のバランスってこういうことなんですね。例えば、ライブのチケットだって、高いお金を出しても買う人がいます。どれだけ欲しい人がいるかってことで値段が違ってくる。頭の中では当たり前ってわかっているのに、こんな小さなことで実感したような気がします。たかが1150円のタイガーバームなのにね。


かけことば展かけことば展
今週の展示は「かけことば展」。多摩美術大学の版画科の学生さんの12人展です。一つ一つの作品にかけことばが隠れていて、それを探すのも楽しく、それぞれの工夫が作品を面白くしています。シルバーウィークに是非お越しください。22日まで。
©2003-2013 Galerie Juillet.