管理人の独り言 le monologue
月岡芳年の世界
「月岡芳年の世界」という本が、欲しくてたまりませんでした。1度も見たことのない本ですが、月岡芳年のことを知るにはこの本がいいと、かねてから聞いていました。
「月岡芳年」とは、幕末から明治初期の浮世絵師。「最後の浮世絵師」と評価され、残酷絵・妖怪絵で有名ですが、そのジャンルは多岐にわたります。現在の漫画や劇画に通じるところもあり、劇画の先駆者ともいわれています。「月岡芳年の世界」とは、その代表作を集めた画集です。
この本は絶版、amazonで中古でたまにみますが、いつもプレミアムがついていて、3万円~4万円の値がついていました。うーん、いくら欲しくてもこれは高すぎでしょ。どうしよう。と長く悩んでおりました。
ところが、最近「復刊ドットコム」というサイトで、この本が復刊されるのを見つけました。値段は何と10500円。もう即予約をいれました。これでも安い値段ではないですが、ここで買わねば、また買い損なってしまう。なんてったって3分の1以下ですよ。
かくして先日、無事届きました。満足のいく内容で、買ってよかったと思える本。あーよかった。
もし、欲しい本が絶版だったら、ここにリクエストを出してみたらいかがでしょうか。もしかしたら復刊されるかも・・・



今週の展示は「Lecturers」。日本画・油絵・彫刻とバラエティに富んだ内容。とても見ごたえのある展示です。今回は2週間の展示で、7月27日迄。是非お越しください。(21日は休廊です)
ワールドカップたけなわ
ワールドカップたけなわでございます。普段サッカーはほとんど興味のない私も、ワールドカップだけは別、日本の試合に限らず、他の試合も毎晩のように、ちょこちょこ見ています。その分野の興味のあるなしにかかわらず、一流とされるものは何でも見ごたえのあるものだけど、サッカーも例外ではありませんね。
まして昨日は、日本が勝って決勝リーグ進出決定。もうテレビは朝から晩までワールドカップの話題、こうなると逆にちょっと冷めてきます。開催前は「目標はベスト4。」と言う岡田監督をみんな冷ややかに見ていたではないですか。それがこの騒ぎって、「勝てば官軍」ってこのことですな。なんて思ったりして。
逆に、予選リーグ最下位のイタリアは、帰ったらどんな風に言われるのだろう。くさったトマトを投げつけらるのか(とさっきTVで言ってました)。ポルトガルに大敗した北朝鮮はどうなるのだろう・・・と思ったりしてしまいます。
まぁ何でもいいや、ここまできたら「日本頑張れ!」です。目標のベスト4までいくといいなと思います。
さぁそろそろ「ブラジルーポルトガル」がはじまります。今夜もTV三昧になるのかな。



今週の展示は「UP TO YA」。多摩美術大学と女子美術大学の学生さんの2人展。平面と半立体の展示です。混沌としているようでまとまっていて、色使いがおしゃれな作品が並びます。是非ご覧下さい。6月29日迄。
宝くじはどうなる?
私は5月生まれ、そのせいもあってか5月は大好き。今年はきらきらとした5月らしい日があまりないまま、今日で終わってしまって残念です。
何年も前から、自分の誕生日祝いにドリームジャンボを買うことにしています。当たったら絵画コレクターになろう。そうだそれを飾る場所もつくろう。そこにワインセラーをつくって、ヴィンテージワインだって揃えられる等等。抽選日までいろんな夢をみることができますからね。(ま、当たったことないんだけど)
ところが、先の事業仕分けで、宝くじが発売停止になるかもしれないとのこと。宝くじの当せん金は47.5%、残りの52.5%の使い道がひどすぎるってことで問題になっているわけですが、「販売停止をどう思うか」というアンケートが発表されていました。調査人数121人とアンケートにしては少ないような気がしますが、7割が「停止すべきでない」という回答。まあそんなものだろうという結果でした。
「当せん金の割合が少なすぎる」という意見もあったけれど、私個人としてはそれでもかまわないと思います。有効に使ってもらえれば、夢をみることができて、気負わずに寄付をできるのはいいことではないかと思います。ただでさえ財源がないのだから、1兆円をこす売上の半分の寄付が容易に集められるならそれでいいのではないかと・・・。ただ、その使い道の多くが、贅沢な施設や、天下り官僚の高額の給与っていうのが許せないっていうだけです。
宝くじを販売しながら、当せん金以外のところを是正していくってことができないのかなぁ。不可能じゃない気がするんですが、いかがなものでしょうか?
襟裳岬
ゴールデンウィーク明けに、2泊3日で北海道に行ってきました。桜ツアー、桜三昧のはずだったのですが、今年は気温が低く、開花すらしていないところがほとんどという残念な結果でした。とはいうものの、壮大な樹氷の風景をみることができたりと、それなりに楽しい旅ではありました。
こういうツアーでもないと、行かないであろう襟裳岬がとても印象的でした。
北海道南端にある襟裳岬は、その地形上、水平線上に日の出と日の入の両方をみることができるそうです。雄大な海に上る太陽と沈む太陽、どちらも見てみたいものです。そしてそれが想像できるくらい広々とした海は一見の価値ありです。
ただ襟裳岬は強風で有名なところ、この日も風速15mを超していましたから、まして桜もまだの(←よほどうらんでるらしい)冷たい風なので、そんな想いにゆっくりとひたってもいられませんでしたが。
歌に「襟裳の春はなにもない春です。」とありますが、そのとおりの何もないところでしたが、何もいらないところです。ユーラシア大陸最西端のポルトガルのロカ岬に「ここに地終わり海始まる」という碑がありますが、襟裳岬でその言葉を思い出しました。
あれから10日たった今日、札幌では桜が満開だそうです。くぅ~、いつかきっとリベンジするぞぉ~。


左が襟裳岬、岩場を中心に約400頭のゼニガタアザラシが生息しています。右は有珠善光寺自然公園でわずかに咲いていた桜。
プチ贅沢のすすめ
最近スーパーマーケットに行くと、以前に比べ物が安いように感じます。特に洋服のフロアが安い。ですが、欲しいものがありません。安けりゃいいってもんじゃないんですよね~。だいたい安すぎるのは、そのひずみはどこかにくるものです。価格の低下は企業の経営を圧迫し、雇用を制限されます。つまりまわりまわって、自分の首をしめることになりかねません。価格の安さだけを求めるのはどのようなものかと思います。
そんなことを思っていたら、スーパーの店舗閉鎖は拡大しているという記事がありました。やっぱりねぇ、安いだけじゃ駄目なんですね。特に地方のスーパーが苦戦とありますから、閉店によって、買い物に困る人も多いのではないかと思われ、スーパーだけの問題ではないような気がします。
ところが不思議なことに、高級食材を扱う「成城石井」というスーパーがありますが、こちらは出店数が増えているそうです。
不景気、不景気といわれ、節約を余儀なくされている世の中の傾向がありますが、みんなちょっとは贅沢したいと思っている証拠なのかもしれません。
「贅沢は敵」なんて戦争中じゃあるまいし、みんなで少しずつ贅沢をしましょう。そうすれば徐々に景気が戻ってくるかも・・・。



今週の展示は「4人の予感」、主に写真と映像の展示です。フレッシュで少し危うい若さあふれる作品がそろいました。ゴールデンウィークの合間に是非お越しください。5月4日迄。
東京電力から長たらしいタイトルのお知らせ
東京電力から「太陽光発電の新たな買取制度による太陽光発電促進付加金についてのお知らせ」という長たらしいタイトルの郵便が届きました。つまり、太陽光発電を設置した家から、東京電力が電気を買うから、電気を使う家は少し負担しなさい。それは、太陽光発電の補助金に使います。ということらしいです。そんなことこそ税金でやるべきでしょう。いってみれば「太陽光発電促進付加金」という名の増税のような気がしてなりません。
とはいうものの、鳩山さん「二酸化炭素大幅に減らす」って豪語してしまったし、日本は借金だらけだし、使い道がよくわからない税金と違って、使い方はっきりしてるし、エコだし、ここは一歩譲って納得いたしましょう。
ところがですよ、このお知らせによれば、今のところは0円だけれども、23年の4月以降に負担いただくと書いてあるだけで、いったいいくら払うのか、その算定方法ってどうなっているのかという説明は皆無です。何故今のところは0円なのかということもはっきりしません。最後に問い合わせ先が書いてあるだけです。
さして高い電気料金を払っているわけではない私のところにくるぐらいですから、全国津々浦々、膨大な数の郵便が送られているわけですね。その郵送料たるや、馬鹿にできないものではないでしょうか?こんなわけのわからんお知らせにお金をかけるなら、その分こそ「太陽光発電促進付加金」につかってほしいですよねぇ。



今週の展示は「CAMEL展」。主に彫刻の展示です。石と金属の調和が凛とした雰囲気をかもしだし、ギャラリースペースともよくあっています。右の写真は「ばくてりやの世界」という作品の一部です。是非お越しください。3月30日迄。
電球
ずいぶん前のことになりますが、自転車置場の電球があまりにもすぐ切れるので、電球型蛍光灯に変えてみたことがありました。すると、長持ちするだけではなく、たった1個変えただけなのに、電気代がかなり安くなって驚きました。それ以来、電球というものに並々ならぬ興味をもっています。
もとより、ギャラリーは照明が大切な要素を占めるので、電球には気をつかっています。ギャラリー内はほとんどハロゲンをつかっています。ハロゲンは作品はとてもきれいに見えますが、電気代もかかるし、熱もでます。もし作品の見え方が変わらないなら、LEDを使いたい!ところが、LEDは調光器が使えません。(使えるのは手の届かない値段です) それならば、他のところにと思っても、照明器具の大きさがあわなかったり、密閉型には使えなかったりで、なかなか購入にいたりません。
数日前に東芝が白熱電球の生産を中止しました。価格は安いけれど、電気代がかかり、短寿命の白熱電球は、エコの時代にもそぐわなくなり、そのうちすべてのメーカーが中止することになるのでしょう。そうしたら、LED電球もいろいろ開発されることになるでしょう。値段だって安くなるに違いありません。
あぁはやくギャラリーの電球をLEDにしてみたい。エコですよ、エコ。って、ただの新し物好きなのかもしれませんが・・・



今週の展示は「otogu」、東京工芸大学デザイン学科、同じクラスの16名の「おとぎ話」がテーマの展示です。個性豊かで、チームワークのよさが展示に現れています。是非お越しください。3月23日迄。
大銀杏
鎌倉の鶴岡八幡宮の大銀杏が倒れたというニュースがありました。その銀杏は、樹齢およそ千年だそうです。千年前といえば、平安時代の終わりくらいになるのでしょうか。多分「源氏物語」が書かれた頃からあるわけです。そういえば、源実朝が暗殺されたときに、犯人(誰だか忘れました)がこの銀杏に隠れていたという言い伝えがあったような気がします。人間だったら何代さかのぼれば、1000年前にたどりつくのだろうと思うと、その歴史の長さに驚きを感じます。
この銀杏を再生する試みがあるそうですが、幹を見る限り(テレビのニュースですが)、中は空洞化していて、そんなことできるのか疑問でした。再生できたとすれば、その技術たるや感動ものなのですが・・・
倒れるとき、雷のような音がしたそうです。時間は早朝、けが人もいなかったということを考えると、この樹は一生を終えたのではないかという気がします。時は早春、ご神木として奉られてきた樹にふさわしい最期のような気がしてなりません。無理に再生するよりも、もうゆっくりさせてあげたいと思うのは間違いでしょうか?



今週の展示は「距離展」。「距離」をテーマとしたグループ展です。それぞれの「距離」の捕らえ方を感じてください。3月16日迄。
フィギュアスケート
やっぱり見てしまいます、バンクーバーオリンピック。今日は女子フィギュアの決勝でした。まれにみるハイレベルの戦いで見ごたえがありましたねぇ。真央ちゃん銀メダルおめでとう!日本は男女とも全員入賞で、こういうのは本当に嬉しいです。
ところで今回のフィギュアスケートの判定の方法で、ちょっとした論議があるようです。男子シングルの銀メダリストのプルシェンコ選手は「4回転を跳ばない選手が金メダルをとるのはいかがなものか」ということを言っているし、女子の判定もWEB上でもいろいろ言われているようです。
キム・ヨナ選手の金メダルには異論はないけれど、真央ちゃん3回転半を2回跳んだんだし、こんなに差がついてしまうの?と素人の私にもちょっと疑問なところがありました。
時間や順位を競う競技とちがって、点数をつける競技は、人間であるがために、どうしても審査員の先入観とか同情とかいう主観がはいってしまいます。また判定方法も、今回のフィギュアを見る限りでは、新しい技に果敢に挑戦することよりも、冒険をしないで確実に決めたほうが点数があがるように思えました。
スポーツである以上、新しい技に挑戦し、成功した選手には大きな加点をあげてほしい。いやスポーツだけでなく、生きる上でもそうありたいものだと思います。そういう意味では真央ちゃんの銀メダルは金メダルに匹敵するものですね。



今週の展示は「monsters」。正面に飾られた大きなmonsterは、迫力満点。ジュイエにはめずらしくポップでキッチュな展示です。是非お越しください。2月23日迄。
高く、美しく。
冬季オリンピックたけなわでございます。今日も男子フィギュアで高橋大輔選手銅メダルとったし、オリンピック好きの私としては、なかなかテレビの前から離れられない毎日です。
先日男子スノーボードハーフパイプで金メダルをとったショーン・ホワイト選手、この人は本当にすごい。超一流選手の集まるオリンピックですが、その中でも飛びぬけています。予選トップ通過はもちろんのこと、決勝の1本目で優勝を決め、ウイニングランとなる2本目には大技「ダブルマックツイスト」を決めるというかっこよさ。その高く、美しく舞う姿にほれぼれいたします。
なにしろ、とうに彼がとうにマスターしてしまった「ダブルコーク」という技を、他の選手が今必死に挑戦しているという感じで、人の2歩も3歩も先に行っている選手なんだなぁと思います。その努力たるや大変なものなのでしょうが、それを感じさせないところがまたかっこいい。天才が惜しまぬ努力をするようになったら、誰も追いつくものはいないのかもしれません。
物議をかもしたハーフパイプの某選手がいましたが、事の賛否はともかくとして、ホワイト選手ほどすごければ、誰も何も言わなくなるんじゃないかなぁという気がしますがいかがでしょう?



今週の展示は「MADE IN S.A」。日本大学芸術学部の2年生2人の写真展です。まったく違うのに、調和している2人の写真のコントラストを楽しみに是非お越しください。2月23日迄。