管理人の独り言

管理人の独り言 le monologue

小さな一歩

Category: ギャラリー

開催中の「三人展」には、嬉しいことが2つありました。

「三人展」の3人は、お二人は愛知県、もうお一人は岐阜県からいらしてくださっています。しかも、そのうちのお二人は去年も当ギャラリーをご利用くださっています。今回は、おひとり増えてのグループ展、東京近郊ならいざしらず、遠方からの2回目のご利用というのは、とても嬉しいです。
今までも、沖縄や札幌、フランスはプロバンスからとちょっとびっくりなことは多々あったのですが、遠くの方で2回目というのは始めて。あぁ何てありがたいことなのかと感謝の気持ちでいっぱいです。

2つ目はといいますと、去年の末に購入したプロジェクターの、初めてのレンタルです。もちろんテストはしていますが、限られた環境ではあらゆる可能性をテストできるはずもなく、”本当に大丈夫なのだろうか?”とどきどきしていました。が、何の問題もなく使えました。グループ展ということもあり、小さい画面での投影でしたが、プリントした写真とのコラボレーションがいい感じです。周りを暗くしなくても、くっきりとした映像が見れて、これならいろいろ使えそうです。
それ以前に、”(プロジェクターを)借りてくれる人がいるのだろうか?”という購入してからの不安が頭にちらついていたので、2つの不安がいっぺんに解消しました。小さいけれど一歩すすめたような気がします。

考えてみると、ギャラリーをはじめてから新しく何かを始めるたびに、それが小さなものであっても、いつも不安をかかえてきたように思います。そしてこのどきどき感が不安であると同時に、期待でもあったし、それが仕事をしていく上での糧なのかもしれません。いつも前を向くためには、この不安は必要なものなのかもしれません。


三人展三人展三人展
左がプロジェクターを使った写真と映像のコラボレーション。その他はイラストの展示です。
3人の個性がきらりと光る3日間だけの展示、是非ご覧下さい。11日(日)迄。

(2010年04月10日)

「アクセスエラー」

Category: ギャラリー

今週の展示「ミルグラム実験」の作品の中に「アクセスエラー」というタイトルの立体作品があります。それに添えられていたテキストの1部を抜粋してみます。

    なんだかんだで時間におわれ
  なんだかんだで社会におわれ、組織にくっし
なんだかんだで情報におどらされ
 (中略)
    なんだかんだで意思をつげず
  なんだかんだで自分をころし
なんだかんだで何も考えなくなり
 (中略)
可動しなくなったアタマは、回線が・・・切れた。

とても身につまされる文章です。かつて私は、まさにこういう状態だったことがあり、結果として会社を辞めました。その後、切れた回線はなんとかつながって、今に至っているけれど、そうかあれは「アクセスエラー」だったのかもと、いまさらながら思いました。

アクセスエラーなら復活できます。でも本当に可動しなくなったら、アタマはどこに行ってしまうのだろう・・・

ミルグラム実験ミルグラム実験ミルグラム実験
真ん中の写真の作品が「アクセスエラー」です。「ミルグラム実験」是非ごらんください。2月16日迄。

(2010年02月12日)

卒業制作展2009 阿佐ヶ谷×高円寺

Category: ギャラリー

今日から始まっている展示は、多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科の卒業展示の一環としての写真展です。
これは、阿佐ヶ谷、高円寺地区の7つの会場で、写真・絵画・演劇・映像等のジャンルで卒業制作を発表しようという、素敵な試みです。

20日~23日の予定の卒業制作展ですが、ジュイエだけ一足はやく今日(19日)からはじまりました。
搬入時から、実行委員とおぼしき学生さんが様子を見に来てくれるわ、トラブルがあり設営が遅れそうな学生さんがいると聞けば、手伝いにきてくださる研究室の助手さんがいるわで、そのチームワークのよさが立ち会っている私にも伝わってきます。

会場のひとつにとお話をいただいたのが夏になる少し前。多ジャンルにわたるために会場探しには大変な苦労があったようで、その中のひとつに選ばれたのは、とても嬉しいことです。
私にとっては、高円寺はもちろんのこと、阿佐ヶ谷にも縁があり、どちらも大好きな場所です。「よくぞ選んでくれたねぇ、この地区を。お目が高い!」という気持ちです。

スタンプラリーもあるらしいし、明日から私も他の会場もまわってみよっと。皆さんもいかがですか?
詳しくはこちらのブログから。
http://tau2009.org/

写真展示写真展示写真展示
というわけで今週は上記の展示です。ジュイエの今年最後の展示でもあります。是非お越しください。12月23日(水)まで。

(2009年12月20日)

プロジェクター

Category: ギャラリー

こないだ12月になったと思ったら、もう10日すぎ。あれもこれもとやりたいことがあるのに、どんどん時がたっていってしまいます。師走とはよく言ったものです。12月からトップ画も変えました。今回は9月に展示していただいた武蔵野美術大学の笹崎さんの油絵です。ブルーの色調が都会の凛とした冬を感じさせ、今の季節にしっくりきます。

さて、あれもこれもやりたいことのひとつ、前から要望のあった(というより、とにかく私が欲しかったのですが)プロジェクターを購入し、来年からプロジェクターをレンタルできるようにしました。
先日テストをしてみましたが、これがなかなかいい感じ。スペースをフルに使えば、150インチくらいになります。サウンドを既存の天井のスピーカーから出るようにすれば、ちょっとしたミニシアターです。これでDVD見ればいいかも。ってレンタル用じゃなかったのか・・・いえレンタル用ですよ。レンタルについて詳しくはこちらをご覧下さい。
http://www.juillet.jp/gallery/projecter.html

そして、これも前から欲しかった、トイレを暖房便座にしました。これで冬でも冷たい思いをしなくてすみます。
少し前に進んだギャルリー・ジュイエ、2010年も宜しくお願いします。(まだ少し早いですね。はい)

(2009年12月11日)

空気を感じる

Category: ギャラリー

今年は3回も歯のつめものがとれてしまうという、とほほな状態でした。もちろんそのたびに歯医者さんへ行くわけです。歯医者通いなんて面倒だし、いやだし、憂鬱なものなのですが、今行っている歯医者さん、行くのがそんなに苦痛ではありません。何故かというと、その歯医者さん、おだやかで落ち着いた雰囲気がただよっているのです。ガーガーキリキリと削られても、安心していられます。多分先生と歯科衛生士さんの人柄だと思うのですが、歯医者さんに行って穏やかな気分になるのは、ちょっと不思議です。

そういえば、先週の「山本順子水彩画展」のときも、とても穏やかなここちよい空気が流れていました。来廊者120名くらいでしたので、人が少なかったわけではありません。作家さんも「(個展のあいだ)とても穏やかで、気持ちよくすごせた。もう1週間続けたいくらい。」と言ってらしたので、私だけの感想というわけではありません。
作家さんの人柄もそうですが、これはなによりも作品のもてる力だと思います。訪れた方々もきっと同じように感じたのではないかと思います。

100の展示があれば、100の違った雰囲気があります。私は会期中に戸締りのあとに、必ずひとりきりで、20~30分じっくり鑑賞しますが、その都度違った空気を感じます。そういう空気をひとりじめできるのが、ギャラリストの特権なのだなぁと感じます。


クリスマスリース展クリスマスリース展クリスマスリース展
今週の展示は「天使の舞いおりたX'masParty」、毎年恒例のクリスマスリース展です。当ギャラリーでは6回目。こちらも綺麗で楽しい独特の空気が漂います。一足はやいクリスマスを感じに、是非お越しください。4日間だけの展示ですのでお見逃しなく。11月30日まで。

(2009年11月28日)

桜のツリー

Category: ギャラリー

11月にクリスマスのイルミネーションってどうよ、と数年前までは思っていましたが、年々はやくなるクリスマスイルミネーションに、もうすっかり慣れてしまった感があります。

携帯の待ちうけもクリスマス仕様にしちゃおうかと思っていたら、昨日の新聞に、「新宿のタイムズスクエアに桜のツリーが登場」とあるのを見つけました。「へー、ツリーが桜ねぇ、きいたことないけど綺麗かも、新しい発想だわね。」と読み進めると、東京モード学園の学生さんのデザインだとか。12個のボタンがあり、点灯するのは2個だけ、しかも1個だけだと半分しか点かないという遊びごころもあり、半分しかつかないのも、満開なのもみてみたくなります。

どういういきさつで、桜のツリーが登場したのかは知りませんが、学生さんの新しい発想を採用したタイムズスクエア側もしゃれたことをするものです。

ギャラリーの仕事をしていても、学生さんの柔軟な発想にはいつも驚かされます。
今週の展示の「フタツノカオ」も、あごの部分に目をつけて、写真を撮り、それを逆さにするともうひとつの顔が現れる。という趣旨の展示です。笑った顔が怒った顔になり、怒った顔は笑った顔になる、人間とはいつも二面性をもつものだというのを端的にあらわしている。そんな哲学的なことを思います。
あごに目をつけ、逆さにするなんて自由な発想、頭の固い大人にはなかなかでてこないものです。若いっていいなぁ~。


フタツノカオフタツノカオフタツノカオ
今週の展示は上述の「フタツノカオ」です。写真と映像の展示です。是非お越しください。11月15日(日)まで。

(2009年11月14日)

2010年MaroArtsカレンダー制作秘話?

Category: ギャラリー

10月も半ばを過ぎました。今年もあと2ヶ月と少しですよ。はやいものです。

今年もイラストレータのmaroさんといっしょに、カレンダーを作りました。
共同制作のカレンダーは、はや5年目。もう慣れたものといいたいところですが、毎年苦労はあります。

「今年は絵を飾るような感じでカレンダーをつくりたい」というのが、maroさんの希望。しかしですよ、絵にこだわるとカレンダーの数字が見難くなってしまいます。そこで考えたのが数字のまわりを白く抜く方法。こうすれば、絵を大きくして、カレンダーとしても見やすくなり、数字も絵の一部のようになり、いい感じになりました。

1月・2月の絵は「とら」。しかーし、私は「ねこ」だと思っていました。制作のあいだ、「ねこの1月・2月は、こうしてください」とずっと言い続けてました。最後にデータをもらったとき「tora.jpg」となっているのに気づき、ガビョーン。「ねこ」じゃなくて「とら」だったんだぁ。よくみれば確かにとらっぽい。そういや、来年は寅年。「とら」ですよ「とら」。maroさんごめんなさい。
えっ、どんな絵かって、気になるかたはこちらを。


2010年maroartsカレンダー



というわけで、今年も販売します。1部1000円。送料込み。
ご購入は下記からお願いします。
http://www.juillet.jp/shop/index.html


(2009年10月18日)

少年展終了と小林あき展

Category: ギャラリー

「少年展」はこの前の日曜日、大盛況のうち終了いたしました。延べ入場者数400名以上、シークレットワーズの謎解き参加200名以上、カフェ「SANTO」をご利用いただいた方も150名を超えました。すごいです。
ご来場の皆様、参加してくださった作家様、カフェのマスター様、この「少年展」にかかわったすべての皆様に感謝いたします。ありがとうございました。
シークレットワーズの答えは、少年展サイトのブログにて発表しています。あなたは名探偵になれましたか?

さて、ギャラリーでは、今日から、「小林あき展」が始まっています。ベトナム・バリ・日本のスケッチが19点、独特なタッチとカラフルな色使いは、観ていてうきうき、楽しくなります。産経新聞、フリーペーパーのL25にも紹介された展示です。先週とがらりと変わったギャラリーに是非お越しください!

小林あき展小林あき展小林あき展
今週は上記「小林あき展」です。6月16日迄。

(2009年06月12日)

少年展

Category: ギャラリー

先週の金曜日から、ギャラリー企画展「第二回少年展」がはじまっています。ギャラリー企画といっても、この展示は作家のneychiさんsayochiさんの企画にギャラリーが協賛させていただいたかたちになっています。
「三人よれば文殊の知恵」とはよくいったもの、1年前から3人で打ち合わせを重ね、できあがった「少年展」は、ギャラリー前のカフェ「サント」さんとの合同展示、少年展特製スイーツなど、素敵、ドキドキ、わくわく、楽しい展示に仕上がりました。その証拠に、昨日までの3日間で、悪天候にもかかわらず、150人近くのお客様にきていただきました。

今回のテーマは、「探偵」。展示されている作品は、もちろん「少年」「探偵」のイメージで制作されています。が、その作品の中にアルファベットが1文字隠されています。そのアルファベットを組み合わせると、5文字の単語にたどりつきます。それが少年の探しているもの。
少年の探しているものは何なのか??あなたもいっしょに探しませんか?

会場にはヒントも2つ隠されています。
ヒント
こんな感じです。めくれるので、困ったらヒントを見てください。

さぁ、あなたは名探偵?それとも迷探偵?


少年展少年展少年展
というわけで、今週の展示は「少年展」。「少年」「探偵」をテーマにイラスト・油絵・オブジェ・服飾とバラエティに富みながらも、統一感ととれた展示です。是非お越しください。6月7日迄。
展示詳細は少年展特設サイトにて

(2009年06月01日)

あそぶ半分

Category: ギャラリー

昨日からはじまっている展示は、東京造形大学、インダストリアルデザイン専攻と室内建築専攻の2年生9名のグループ展です。タイトルは「あそぶ半分展」。電気や電池を使わずに、さわったり、まわしたり、並べたり、すわってみたりして遊べる展示は、楽しさが満載です。

その中に「Su・Na・Ba」という作品があります。小さい砂場に砂鉄を集めて、磁石で遊ぶものなのですが、小学校のころ、砂鉄を集めて下敷きの上にのせて、下から磁石で遊んだのを思い出します。
その砂鉄はどうやってもってきたのかを聞くと、磁石でいつくかの砂場で自分で集めたそうです。20歳くらいの若者が、幼いころそうしたように、磁石で砂鉄を集めている姿って、何かいいなぁと思ってしまいました。多分その姿に幼いときの顔がみえるのだろうと想像すると、ほほえましい気分になります。

作者いわく、「今の子供ってこういう遊びやらないんですよね、だからこういう作品をつくってみました」とのこと。「へーそうなんだ~。」と驚く私。
ちょっと待って、君(作者)の歳は私の半分以下じゃん。その君とこんな話をするのはちょっと複雑な気分です。


あそぶ半分あそぶ半分あそぶ半分
というわけで今週の展示の「あそぶ半分展」です。左:せんたくばさみでつくったバイク。中:モノポリーとプラレールを組み合わせたゲームと立体迷路。右:まわして遊ぶ歯車。是非あそびにお越し下さい。2月24日迄。

(2009年02月21日)
©2003 Galerie Juillet.