管理人の独り言 le monologue
秋は今日から?
「今日の9:30で東京の夏は終わりました。」とテレビで某気象予報士が言っていました。
確かに、昨日はもうとろけるくらいに暑かったです。そして、今日も朝のうちは暑かった。そして、10時くらいからの激しい雨と同時に気温がぐんぐん下がり始め、昼過ぎには22℃くらいになっていました。
昨日の東京の気温、36~37℃くらいでしょ。その差約15度って!こんなんじゃ体がついていくのも大変です。
酷暑にゲリラ雷雨、たった1日で大きく変わる気温。あー、いったいいつから日本はこんな大味な気候になってしまったのでしょう。
節電が重要な昨今、早く秋になるのは歓迎なのかもしれないけれど、やっぱり秋はゆっくりきてほしい。昔みたいに季節は穏やかに変わってほしい。そのほうがみんなに優しいよね。



今週の展示は「freely」、ガラスと絵画の2人展です。きらきら輝くような小さなガラスの作品たちもお見逃しなく。8月23日までです。
梅一輪
東京は久しぶりのおしめり、しかも雪です。明日も雪のようで、寒い1日となりそうです。
一昨日は寒かったけれど、昼間は天気がよく、近所のお寺のしだれ梅がきれいに咲いていました。

「木の花は、濃きも薄きも紅梅」と枕草子にはありましたが、まだ寒い中、春を恋焦がれるように上品に咲く梅は、桜とはまた違った趣があり、大好きな花です。ましてしだれ梅は華やかで、寒さの中、ほっと心温まる気がしました。
あぁそれなのに、次の日から雪、今日も明日も雪。東北地方のことを思えば何てことない量ですが、東京のべちゃべちゃな雪は情緒もなにもあったもんじゃない。はやく本当に暖かい春になってほしいものです。
梅一輪 一輪ほどの 暖かさ 服部嵐雪



今週の展示は、「SCHULD ~菊地将人写真展~」。チェコの旅で感じたことを、資料を複写化したものを紙とスライドで表した写真展です。作品を通して、タイトルの「SCHULD」はドイツ語で「責任」との意味とのこと。是非ご覧下さい。2月15日まで。
冷房も暖房も使わなくていい時期
10月になったので、トップ画を変えました。この写真は、6月にジュイエで展示してくださった拓殖大学写真研究会の太目光さん撮影のモノクロ写真。モノクロながらフィルムの温かさがでていて、とても気に入ったので、使用を許可していただきました。もっとも、展示しているものを私がデジタルカメラでとって載せているので、そのよさが伝わるかどうかは不安なのですが、どうでしょうか?
ジュイエのトップは秋らしくなりましたが、実際の気候はなんだかなぁって天気です。ほんの10日ほど前まであんなに暑かったくせに、急激に涼しくなり、雨、雨、雨・・・。今日はやっと晴れましたが、涼しいというよりは暖かいっていうほうが近いような感じです。今頃は金木犀のよい香りがどこからともなくしてくる頃なのに、今年は全然です。
そういえば、冷房も暖房も使わなくてよい時期が、年々減っていくような気がします。今年は4月・5月が寒かったし、夏は猛暑だし、秋も少しですぐ冬ですかぁ。そんなのいやです。日本は亜熱帯化しているのでしょうか?
春に桜を、秋に紅葉を楽しむのが日本人の情緒です。四季がなくなってしまったら、こんな悲しいことはありません。



今週の展示は旅人展(タビビトテン)。美術系専門学校の学生さんの展示です。学生らしいイラストに心が和みます。是非お越しください。10月5日迄。
ゲリラ豪雨と虎が雨
つい先日、東京板橋区で1時間に107mmの雨が降りました。5年くらい前にも、中野区にそれくらいのゲリラ豪雨が降って、近所の川が氾濫したことを思い出しました。あのときくらいのすごい雨かぁ、そりゃすごいわと感心しました(感心してる場合じゃないですが)。その頃から、ゲリラ豪雨という言葉をよく耳にするようになったように思います。
最近、「XバンドMPレーダ雨量情報」なるものができ、ゲリラ豪雨を精密に監視できるようになったそうです。これをみると、今のところ関東地方はゲリラ豪雨の心配はなさそう。実際降ってきたら、これを見ている余裕があるのかって気もしますが、冷静に対処できれば、役立ちそうな感じです。
日本には「虎が雨」という言葉があります。これは旧暦5月28日に降る雨のことで、曽我十郎の愛人、虎御前が、曽我十郎の死を悲しんで、流した涙だと言われています。旧暦5月28日は現在の7月はじめ頃、そうするとこないだのゲリラ豪雨は、虎が雨?今年はまぁ激しく泣いたものですね。
虎が雨あめつち狂ふごとく降る 草村素子



今週の展示は「DAY ON THE PLANET」。イラストとフィギュアの2人展です。イラストとフィギュア、扱うものが違うのにテーマがぴったり。息のあった二人の展示を是非ご覧下さい。7月13日まで。
桜と雪
25度を越すほどの暖かさになったと思うと、次の日は10度を下回る冬の寒さになったりと、地球は大丈夫なのか?と思うほどの気候です。あぁ、私の好きな、ぬくぬくと暖かい怠惰な春はどこにいってしまったのでしょうか?
さて、福島県に「三春滝桜」という日本三大桜のひとつに数えられる、紅枝垂桜(べにしだれさくら)の名木があります。去年満開のときに見に行きましたが、まわりに何もない野原の中に1本だけある「三春の滝桜」は、それはそれは美しく、見事な桜でした。
今年は満開時に雪が降ったらしいです。雪景色の中の満開の桜、実際に見ることができたら、それはこの世のものとも思えないほど美しいに違いありません。
以前、東京でも雪の降った日の夜に(そのときはもうやんでいましたが)、千鳥が淵に桜を見にいったことがあります。寒さにふるえながらの夜桜見物だったのですが、ところどころに雪が残り、空気は澄んでいて、お堀の水に映る桜は手をのばしたくなるくらい綺麗で、今までみた桜の中で一番綺麗でした。それを思うと、雪景色の中の三春滝桜はどれほど美しいか、容易に想像できます。
めったにみられない贅沢な風景が見られるなら、異常気象も悪くないかもしれませんね。
桜と風と風邪
4月になりました。新学期とか新年度とかに縁のない生活になってしまいましたが、それでも4月になると何かが始まるような気がしてきます。
ジュイエのホームページのトップ画も、昨日から新しくしています。この作品の作者は東京造形大学の新2年生、フレッシュな作品は4月という季節にぴったりです。白い筒からのぞいている笑い顔は、こっけいで、ちょっと不気味で、ちょっと可愛くて、私のお気に入りです。
それにしても今年は天気が不安定。1週間のうちでも気温がかなり違います。おかげで私は今年2度目の風邪っぴき、マスクをつけてのギャラリー通いです。まぁ2度ともたいした風邪ではないんですが、4月にはいって風邪っていうのも何かなぁって感じです。
東京は今が桜が見ごろ、週末はお花見と行きたいところですが、今日の強風で大丈夫かと心配です。そして自分の風邪もまだ治りそうもないし、風と風邪、両方が心配なんて、冴えないなぁ。



今週の展示は「ジャメヴュ」。多摩美術大学の学生さんの5人展です。「ジャメヴュ」とは、見慣れているはずのものが、見知らぬものに感じられる意味のフランス語だそうです。5人のとらえた「ジャメヴュ」を感じに是非お越しください。(個人的にこの言葉気に入っています。フランス語だしね。)4月6日迄。
エルニーニョと北極振動
今日は3月初めだというのに、20度というとても暖かい日でした。ついに春がやってくるとおもいきや、明後日からはまた10度以下になるらしく、なんなの?といった感じですが、今年の冬は寒い日が続くのに、突然のように尋常でなく暖かい日がくるのが1月にも2月にもありました。
事前の天気予報では暖冬といっていたよなぁ、でもこれは暖冬とはいえないよ~と思っていたら、今日のテレビでやってました。
今年はペルー近海でエルニーニョ現象が発生、そうすると日本は暖冬になるはずでした。が、「北極振動」とかいうものも発生して、日本には寒波がやってきて、その影響が弱まると、エルニーニョの影響で暖かくなるということらしいです。
ふーむ、理論的はわかりましたが、この影響ってどうなるんでしょう?作物の出来とか関係しそうです。ゲリラ雨とか竜巻とかも起きるんでしょうか?
何にせよ、短期間に温度差10度以上というのは、体には負担がありそうです。体調管理には気をつけたほうがよさそうですね。



今週の展示は「1x7(イチカケルナナ)展」です。7人のグループ展ですが、まとまりがあり、すっきりとした展示です。是非ご覧下さい。3月9日迄。
やっと使えたスコップ
2月にはいってから、寒い日が続いています。4日は立春、暦の上ではもう春なのに・・・。ジュイエのトップ画も、暖かい春がはやく来ることを祈って、明るい写真にしてみました。
今週の始めには、東京にも雪が降りました。2年ぶりの積雪とのこと、そう間違いなく2年ぶりです。
2年前はけっこうな雪が積もって、雪かきがちょっと大変だったという記憶があります。その雪かきの苦労のあと、今年はもう一回くらい雪が降るに違いないと思い、スコップを買うことを決心しました。ネットであちこちさがして、女性でも使いやすいというスコップを購入。数日後にはピカピカのスコップが届きました。
ところが、その年はもう雪は降りませんでした。そして、もう1年たっても一向に雪は降りません。新しいスコップはピカピカのまま物置に眠っておりました。
そこに先日の雪です。ついにスコップを使うときがきた!と張り切ってギャラリーに出かけていった私ですが、ギャラリーの前にはもう雪などほとんどなくなっていました。誰かがやってくれたのか、それとももうとけてしまったのか・・・。いやそれでも少しは残っている、ここで使わないとと思い、少ない雪を無理やりスコップでどかして、やっぱり使いやすいわねぇと無理やり思い込み・・・
温暖化の昨今、次に雪かきスコップを使うのはいつになるんでしょうか?



今週の展示は「ひみつきち」。ジュイエの今年最初の展示になります。東京造形大学の1年生が「ひみつきち」にもっていきたい宝物を制作しています。楽しい展示になりましたので、是非お越しください。2月9日迄。
彼岸花
この時期、道端に彼岸花が咲いているのを目にします。秋のお彼岸のころに咲くので「彼岸花(ひがんばな)」とは言い得て妙ですが、別名を「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」こちらも仏教の香りがする名前です。墓地などに葉がないのに妖艶な花をさかせるので、「死人花(しびとばな)」「幽霊花」とも。また、「家に持ち帰ると火事になる」などという言い伝えもあり、あまり縁起のよい花ではないようですが、見た目は不快な花ではなく、4,5輪道端に咲いているのは、季節感があってよいものです。
彼岸花の名所というのも各地にあるようですが、この花、少しなら綺麗なのですが、大量に咲いていると少し気味が悪いのです。その中に入ってしまうと、出てこれなくなってしまうと思わせるような、静かなすごみというのか、そんなものが感じられます。
多くの花はたくさんあれば華やかになるのに、この花は一輪なら華やかなのに、たくさんあるとむしろ寂しくなる不思議な花です。そういえば彼岸花には毒草だったような気がします。毒をもつとそのかもしだす雰囲気がかわるのは人も同じかもしれません。
むらがりていよいよ寂しひがんばな 日野草城



今週の展示は「Be」。油絵と写真の3人展です。グループ展ながら、個展が3つあるような素敵な展示です。是非お越しください。9月29日迄。
山笑う
昨日は雨、いまどきの雨はやむと温度があがります。今日はそのせいでとても暖かでしたが、このままというわけにはいかないらしく、まだ寒さはひとやまありそうです。
この時期の季語として「山眠る」という言葉があります。東京でも、冬の晴れた、澄んだ日に雪景色の富士山をみることができますが、そんなときはこの「山眠る」という言葉がぴったりです。
これに対して、春には、「山笑う」という季語があります。雪がとけ、明るい春の山を「笑う」と言い表すのは、いい得て妙。好きな言葉です。
1月は暦の上でもまだ冬、でも、夕方5時は1ヶ月前は真っ暗だったのが、まだ明るいし、そぞろ歩いてみれば、吐く息は白いけれど、紅梅が固い蕾をつけているのを見つけたりします。
山が眠りから覚めるのも多分もうすぐ・・・
伐口の大円盤や山笑ふ 阿波野青畝



今週の展示は「soi3人展」。イラストと写真の展示です。是非ご覧下さい。1月27日迄。