管理人の独り言 » モン・サン・ミッシェル

管理人の独り言 le monologue

モン・サン・ミッシェル

Category: General

テレビの某番組でモン・サン・ミッシェルのことを取り上げていました。モン・サン・ミッシェルとはフランス北西地部にある満潮時に海に浮かぶ修道院のことです。ずいぶん前に行ったことがありますが、それは美しく、圧倒されるすごい建物であると同時に、すごく観光地化されたところという印象がありました。

この番組によれば、800年かけてできあがった修道院は当時はカトリックの聖地として多くの巡礼者が訪れていましたが、百年戦争で、周りが浅瀬であるために英国軍の船が近寄れず、要塞としての役割を果たし、さらにフランス革命時は、陸から離れているという理由で、牢獄と化していたということでした。
そして今は陸と繋ぐ道路ができ、自由に行き来することができるようになって、フランス有数の観光地になったそうです。しかし、その道路が原因で潮がせきとめられ、砂が堆積し、今では海に浮かぶモン・サン・ミッシェルをみることが少なくなったという興味深い内容でした。

人が造ったがゆえに、人の都合で用途が変えられ、それがフランスの歴史の生き証人ならぬ、生き証建築物として存続していく。色々な意味でこの修道院は「メルベイユ(驚異)」なのだなぁと思ってしまいました。

2012年には新たに橋が建設され、道路が取り払われ、本来の姿に戻るそうです。そうなると人は歩いてモン・サン・ミッシェルまで行かなければならないとか。そのときは、モン・サン・ミッシェルとフランスの歴史を考えながら、2.4kmの橋を歩いてみたい。そうすればまた違うものが見えるかもと思いました。こんな風に思うのだからやっぱり「世界史」は大切かな。


Gently WeepsGently Weeps
今週の展示は「Gently Weeps」。優しくあたたかく、少しせつない世界に是非いらしてください。11日と12日2日間だけの展示です。

(2006年11月12日)

Comments

No comments yet

Add Comment

このアイテムは閉鎖されました。このアイテムへのコメントの追加、投票はできません。
©2003 Galerie Juillet.