管理人の独り言 le monologue
ヴェニスの商人
Category: 演劇・美術
天王洲銀河劇場で上演中の「ヴェニスの商人」に行きました。シェークスピアの誰でも知っているお話ですが、演劇でみるのは初めて。それに、キャストが市村正親(シャイロック)、藤原達也(バサーニオ)、寺島しのぶ(ポーシャ)、西岡徳馬(アントーニオ)と豪華版。やっととれたチケットということもあり、前から楽しみにしていました。
内容は期待にそむかず、面白かったです。少し現代風にしてあり、わかりやすくなっていたのもよかったです。
「ヴェニスの商人」は若い頃、翻訳ですが読んではいます。が、欲張りで悪者で愚かな金貸しシャイロックと思っていたのが、実はキリスト教徒に馬鹿にされ、娘はキリスト教徒と駆け落ちしてしまい、そのやり場のない怒りがアントーニオにぶつけられてしまったという、むしろ可哀想な人であったということが、その頃は全く理解できていなかったことを痛感しました。
ユダヤ教とキリスト教の宗教対立も当時はよくわかってなかったし(これは本当のところは、今もわかっていないのかもしれませんが)、若い頃ってわかったつもりでも、よく理解していないものなのだなぁとつくづく感じました。
特に派手な演出があったわけではなく、淡々と進むけれど、もちろん見せ場はあり、しみじみと感じるよい演劇でした。
当分演劇にははまりそうです。まぁ行けるうちに行っておかないと・・・



今週の展示は「EXOTICA」。異国情緒ただようアジアンテイストのそれぞれの作品をお楽しみください。9月18日迄。
(2007年09月15日)
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