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おじぎの文化

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つい先ごろ、来日中のオバマ大統領が、天皇陛下に握手をしながら深くお辞儀をしたのが、アメリカ本国で問題視されているというニュースがありました。確かに握手をしながら、深くお辞儀というのは少し不自然な感じはしますが、お辞儀自体は、日本人の感覚では全然おかしくありません。天皇陛下だし、年上の方への敬意と考えたって、どこがおかしいの?という感じがします。

私たち日本人にとっては、お辞儀は相手への敬意を表すことだし、軽い会釈を含めれば、家にこもってでもいないかぎり、お辞儀をしない日のほうがずっと少ないはずです。そのかわり、欧米人のように、抱きついたり、頬をよせあう挨拶はほとんどしません。それは文化の違いでしかないと思うのです。

日本人ほどお辞儀をする国民はいないのかもしれません。「メガネをかけてぺこぺこする日本人」の図は、外国の風刺画としてよくみられるものでもありますが、本来、ぺこぺこすることとお辞儀をすることは、似て非なるものです。
オバマ大統領のお辞儀も、このあたりが理解されなくて、「ぺこぺこするんじゃない」という非難なのかもしれません。

「郷に入れば郷に従え」という言葉もあります。日本文化を理解して、日本流の挨拶をしたオバマ大統領、ちょっと素敵です。こんなことでとやかく言うなんて了見が狭すぎじゃないと思うのは私だけ?


山本順子水彩画展山本順子水彩画展山本順子水彩画展
今週の展示は「山本順子水彩画展」。やわらかな心なごむ水彩画19点の展示です。優しい気持ちになりに、是非お越しください。11月24日迄。

(2009年11月21日)

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