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王様の目で

Category: ギャラリー
ただいま、ギャラリーの企画展「小川章子作陶展・小さな旧市街Ⅲ」が開催中です。

昨日の夕方、閉廊まであと30分程の人が途絶えたころ、ひとりの青年が入ってきました。「2、3日前から前を通るたびに、すごく気になっていて、みてもいいですか?」と。
そして、じっくりとみていった彼の感想が素敵でした。

ギャラリーの奥から入口に向かって見下ろすと、王様になって街を見守っているような気がする。つまり、
小さな旧市街
こういう目線ですね。

そして、ギャラリー入口付近から奥をみると、攻めていこうとする兵士のような気分になると。
小さな旧市街
これはこういう目線。

こういう感想は初めてでした。「小さな旧市街に入りこんで、いろいろ想像を巡らせてほしい」というのが、作家の小川章子さんとギャラリストの私の意図であり、願いでした。彼は実に見事にそれをやってみせてくれました。

ひとつひとつの建物に目を配り、どの建物を家にお迎えしようかと思いを巡らすのも、それはそれでとても嬉しいのですが、彼のように全体をみて感じて、想像してくれるのはもっと嬉しい。子供に関わるお仕事をしているそうで、こういう青年にかかわる子供たちはきっと幸せだろうなぁと思いました。
「エッシャーの階段のようだ」と言って、帰り間際に記念に買ってくださったのが、小さな小さな階段のオブジェ。うーんこれも素敵です。

この展示やってよかった、ギャラリーをやってよかった。それくらい嬉しかったです。

「小川章子作陶展・小さな旧市街Ⅲ」は、5日(日)までです。お時間ありましたら、是非お越しください。
(2016年06月01日)

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