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「Bon appetit」と「いただきます」

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フランス語に「Bon appetit(ボンナペティ)」という言葉があります。日本語には訳しにくいのですが、しいていえば「召し上がれ」でしょうか?
レストランで料理をもってきたギャルソンがお客さんに渡すときに「ボンナペティ!」、お母さんが食事のしたくが終わって、皆に料理を出すときに「ボンナペティ!」。あるいは、これから食事に行くという友人に「ボンナペティ!」と気軽につかう言葉です。こうなると「召し上がれ」というニュアンスではなくなってきます。

日本には「いただきます」という言葉があります。自分に向かって「いただく」という謙譲語をつかうわけですから、謙虚ないい言葉だと思います。こういう言葉はフランス語には見当たりません。

これは料理にもいえるような気がします。豪華に皿を飾るフランス料理と食器をも楽しみ雅に盛り付けられる日本料理、外にむかうものと内にむかうもの・・・
「ボンナペティ」と「いただきます」、どちらも食を大切にする国の素敵な言葉、大切にしたいものです。

(2004年12月13日)

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