管理人の独り言 le monologue
「明日の神話」
Category: General
つい最近の新聞に、岡本太郎画伯の巨大壁画「明日の神話」がメキシコ市近郊の町で発見されたとありました。この壁画はメキシコシティのホテルのロビーに設置され、そのホテルが倒産後、行方がわからなくなっていたのが、約35年ぶりに見つかったものらしい。
が、驚いたのはその発見場所。ホテルを改修した大手建設会社の倉庫とのことですが、その倉庫は屋根しかない吹き抜けの倉庫。つまり雨風ふきっさらしのところに保存、というより放置。
35年前とはいえ、岡本太郎といえば当時でも有名だったはず。その人の作品がふきっさらしにされていたなんて、日本では考えられないこと。壁画は痛みがひどく、かろうじて崩れずに立っている状態らしいですが、そりゃそうだろうよと思ってしまいました。
「明日の神話」のモチーフは「核に焼かれる人間」。こんな劣悪な状況下にあっても発見されたのは、昨今の世の中を憂えて、作品が見て欲しいと主張したからなのかも・・・
(2003年09月16日)
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